【ワンポイント回復コラム】35
- olive407yk50
- 1月1日
- 読了時間: 3分

葛藤との付き合い方 〜揺れる心を否定せず、道しるべにする〜
回復を続けていると、こんな状態に出会います。
「進みたいのに、戻りたい気持ちもある」
「正しい選択が分かっているのに、別の選択が頭を離れない」
「もう大丈夫な気もするし、全然ダメな気もする」
――それが葛藤です。
葛藤が出てくると、多くの人はこう思います。
「まだ回復できていない証拠だ」
「こんなに迷う自分は弱い」
でも実は、葛藤は回復が進んでいる証拠でもあるのです。
葛藤があるのは「選べるようになった」から
依存の渦中にいたとき、選択肢はほとんどありませんでした。
衝動が来たら使う。
苦しくなったら逃げる。
そこに葛藤はありません。
なぜなら、選べなかったからです。
でも回復の中では違います。
・やめたい気持ち
・使いたい衝動
・楽になりたい願い
・大切に生きたい思い
それらが同時に存在します。
葛藤とは、心に「複数の声」が戻ってきた状態なのです。
葛藤を敵にしない
葛藤を消そうとすると、心は余計に緊張します。
「考えるな」
「迷うな」
「強くなれ」
でも、葛藤は抑え込むほど大きくなります。
大切なのは、
👉 葛藤を“問題”ではなく“情報”として扱うこと。
「今、自分は何を恐れているんだろう?」
「何を守ろうとしているんだろう?」
「どんな価値がぶつかっているんだろう?」
葛藤は、あなたの価値観を教えてくれる道しるべです。
葛藤と付き合う3つの姿勢
1.
白黒つけようとしない
葛藤は「すぐに答えを出さなきゃ」と思うほど苦しくなります。
でも、人生の多くはグレーゾーンです。
「今は決めなくていい」と自分に許可を出すことも、大切な選択です。
2.
一人で抱え込まない
葛藤は、言葉にすると整理されます。
仲間や支援者に話すことで、
「自分だけじゃなかった」
「それでいいんだ」
と安心が生まれます。
3.
行動は“より安全な方”を選ぶ
気持ちは揺れても、行動は選べます。
迷っているときほど、
・使わない
・一人になりすぎない
・誰かに連絡する
そんな安全側の選択を。
葛藤は「成長の痛み」
葛藤があるということは、
あなたの中で古い生き方と新しい生き方がせめぎ合っているということ。
それは、壊れている証拠ではありません。
変わろうとしている証拠です。
蝶がさなぎの中でもがくように、
回復にも“揺れる時間”が必要です。
まとめ:葛藤があるあなたは、ちゃんと生きている
葛藤のない人生は、楽かもしれません。
でも、選択のない人生でもあります。
葛藤があるということは、
あなたが
・感じて
・考えて
・選ぼうとしている
ということ。
葛藤は敵ではなく、成長の伴走者。
揺れながらでもいい。
立ち止まりながらでもいい。
葛藤と共に歩いているあなたは、確かに回復の道にいます。




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