【ワンポイント回復コラム】36
- olive407yk50
- 1月8日
- 読了時間: 3分

心の声を聞き分ける方法 〜衝動・恐れ・本音を見分ける力〜
回復の途中で、こんな経験はありませんか?
「心の声に従えって言うけど、
どれが本当の声なのか分からない」
・使いたいという声
・やめておいた方がいいという声
・逃げたいという声
・ちゃんと生きたいという声
心の中は、いつも複数の声でにぎやかです。
回復に必要なのは、**“声を消すこと”ではなく、“聞き分けること”**です。
心の中には「いくつかの声」がある
まず大切なのは、
心の中には一つの声しかない、という前提を手放すことです。
代表的なのは、次の3つです。
① 衝動の声
・今すぐ楽になりたい
・考えたくない
・とにかく逃げたい
この声は即効性がありますが、持続性がありません。
静かになったあと、後悔や空虚感が残ることが多いのが特徴です。
② 恐れの声
・失敗したらどうしよう
・嫌われたくない
・傷つきたくない
この声はあなたを守ろうとしますが、
行動を止め、人生を狭くする力も持っています。
③ 本音(静かな声)
・本当はどうしたいか
・大切にしたい価値
・長い目で見た安心
この声はとても静かで、
焦りや混乱の中では聞こえにくいのが特徴です。
本音の声は「静かで、急かさない」
心の声を聞き分ける一番のポイントは、
👉 “急かしてくるかどうか”です。
「今すぐ!」
「もう無理!」
「考えるな!」
こう急かしてくる声は、たいてい衝動か恐れです。
一方で本音の声は、
静か
繰り返し戻ってくる
説明がなくても「しっくり」くる
そんな感覚を伴います。
心の声を聞き分ける3つの実践
1.
一度、行動を止める
迷ったら、すぐ決めない。
深呼吸を3回。
これだけで、衝動の音量は下がります。
2.
「この声の行き先」を想像する
この声に従ったら、
・1時間後
・1日後
・1週間後
自分はどうなっているか?
短期的に楽で、長期的に苦しい声は、衝動の可能性が高いです。
3.
誰かに話して“外に出す”
声は、外に出すと正体が見えます。
仲間や支援者に話すことで、
「あ、それは衝動だね」
「その本音、大事だと思うよ」
と整理されていきます。
心の声を信じられるようになるには時間がかかる
依存の中では、
心の声を無視したり、ねじ曲げたりして生きてきました。
だから最初は、聞き分けられなくて当然です。
聞き分ける力は、失敗しながら育つ力です。
間違えたとしても、
立ち止まり、戻り、また聞き直せばいい。
それ自体が、回復です。
まとめ:心の声は、人生のコンパス
心の声を聞くとは、
衝動に従うことでも、
恐れに支配されることでもありません。
それは、
静かな本音に耳を澄ませる練習。
急がなくていい。
完璧じゃなくていい。
今日も少しずつ、聞き分けていけばいい。
あなたの中には、
ちゃんと“回復へ向かう声”があります。




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