【ワンポイント回復コラム】31
- olive407yk50
- 2 時間前
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祈りと行動のバランス 〜心を委ねながら、自分の足で歩く〜
回復の道を歩いていると、よく「祈りと行動」という言葉を耳にします。
「神に委ねる」「自分の無力さを認める」――この“祈り”の姿勢はとても大切です。
でも同時に、「祈ってばかりで何もしない」状態に陥ると、回復の力は弱まってしまいます。
反対に、行動ばかりに偏ると、疲れ果て、焦りや自己否定が強くなることもあります。
では、どうすればそのバランスを取れるのでしょうか?
祈りは“方向”を整えるもの
祈りとは、現実から逃げるための時間ではなく、**「心の向きを整える時間」**です。
焦りや混乱の中で、「どうすればいいか分からない」とき、祈りは心を静め、次の一歩の方向を示してくれます。
・何を優先すべきか
・何を手放すべきか
・自分の力ではどうにもならない部分はどこか
こうした“見えない羅針盤”を取り戻すのが、祈りの役割です。
行動は“信頼”の表現
祈ったあとに動くこと。
それが、「信頼して生きる」という祈りの続きです。
「きっと大丈夫」と信じるだけではなく、
・電話を一本かけてみる
・ミーティングに足を運ぶ
・正直に話してみる
――こうした小さな行動が、祈りを“現実に変える力”になります。
行動とは、信仰を形にする行為でもあるのです。
祈りすぎず、動きすぎず
祈りだけでも、行動だけでも、どちらか一方では偏ってしまいます。
たとえるなら、片方の翼だけで飛ぼうとする鳥のようなもの。
祈りがあるから、焦らずに行動できる
行動があるから、祈りが現実になる
そのバランスの中に、平安と前進のリズムが生まれます。
祈りと行動をつなぐ“静かな信頼”
祈ってもすぐに答えが返ってこないときがあります。
それでも、「きっと何かが導かれている」と信じて歩き続ける。
――そこに、スピリチュアルな成長があります。
祈りは行動の始まりであり、行動は祈りの続き。
この循環が、回復を深く支えていきます。
まとめ:心を委ね、足で歩く
祈りは“手放すこと”を教え、
行動は“信じること”を教えてくれます。
どちらも欠かせない、回復の両輪です。
心を委ねながら、自分の足で一歩を踏み出す――
そのバランスの中に、静かな強さと平安が育っていきます。



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