【ワンポイント回復コラム】67
- olive407yk50
- 8月13日
- 読了時間: 4分

ハイヤーパワーとは何か
〜自分を超えた力と、どう向き合うか〜
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「ハイヤーパワー」という言葉に戸惑う
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12ステップのプログラムに触れたとき、
多くの人が最初に戸惑う言葉のひとつが
「ハイヤーパワー(Higher Power)」です。
「神様のこと?」
「宗教に入らないといけないの?」
「信仰心がない自分には関係ない話だ」
そう感じて、プログラムへの抵抗感が
生まれることもあります。
でも、ハイヤーパワーは
特定の宗教の神様を指すものではありません。
もう少し、丁寧に見ていきましょう。
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ハイヤーパワーの本質
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「Higher Power」を直訳すると、
「より高い力」「自分を超えた力」です。
12ステップが伝えようとしているのは、
「自分一人の意志や力だけでは
回復はできなかった。
自分を超えた何かの力を借りることで、
回復が可能になる」
ということです。
その「何か」が何であるかは、
一人ひとりが自分で定義していいのです。
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ハイヤーパワーは、人それぞれでいい
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回復者たちがハイヤーパワーとして
感じているものは、実にさまざまです。
・グループやミーティングそのものの力
・先に回復した仲間たちの存在
・自然の中に感じる大きな流れ
・宇宙や命のつながり
・自分なりに感じる神様や仏様
・プログラムそのものへの信頼
共通しているのは、
「自分一人の力を超えている」
ということだけです。
形は違っていい。
言葉も違っていい。
「これが私のハイヤーパワーだ」と
自分が感じられるものであれば、
それで十分です。
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なぜハイヤーパワーが必要なのか
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依存症の回復において、
ハイヤーパワーの概念が大切にされるのには
理由があります。
依存症とは、自分の意志で
コントロールしようとしても
できなかった病気です。
「自分の力でなんとかする」という考え方が、
実は回復を妨げていたとも言えます。
自分の力への過信を手放し、
自分を超えた何かに委ねることで、
初めて回復の扉が開く。
ハイヤーパワーは、
「自分だけで戦わなくていい」という
許可でもあります。
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「信じられない」という正直さも、出発点になる
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「ハイヤーパワーなんて、信じられない」
その正直な気持ちも、
大切にしてください。
無理に信じようとしなくていいです。
最初は、
「信じている人たちを、信じてみる」
だけで十分です。
ミーティングに来ている仲間たちが
ハイヤーパワーを信じて回復しているなら、
「もしかしたら、何かあるかもしれない」
と思えるだけでいい。
その小さな開き直りが、
やがて自分なりのハイヤーパワーと
出会うきっかけになっていきます。
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ハイヤーパワーは、孤独を終わらせる
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依存の中にいたとき、
多くの人が孤独でした。
誰にも頼れない。
自分でなんとかしなければ。
弱みを見せてはいけない。
そのひとりで抱える姿勢が、
回復をより困難にしていました。
ハイヤーパワーを感じるようになると、
「自分は一人ではない」という感覚が
少しずつ育ってきます。
見えない力に支えられている。
仲間とつながっている。
何か大きなものの中に、自分も含まれている。
その感覚が、
長い孤独をほぐしていきます。
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ハイヤーパワーとの関係は、育っていく
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最初はぼんやりしていたハイヤーパワーのイメージが、
回復を続ける中で、
少しずつ具体的になっていくことがあります。
「あのとき、不思議と助けられた」
「どうにもならないと思っていたのに、
なぜか道が開けた」
「ひとりでは乗り越えられなかったはずなのに」
そうした体験の積み重ねが、
ハイヤーパワーへの信頼を
深めていきます。
信じることは、
一度で完成するものではありません。
回復とともに、
少しずつ育っていくものです。
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ハイヤーパワーは、
特別な人だけに与えられるものではありません。
「自分一人では無理だった」と認めた人が、
手を伸ばせる力です。
どんな形でも、どんな言葉でもいい。
自分を超えた何かを感じるとき、
回復はより深く、より確かなものになっていきます。



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