【ワンポイント回復コラム】23
- olive407yk50
- 10月9日
- 読了時間: 2分

過去の後悔とどう付き合うか 〜“やり直せない”からこそできること〜
依存症の渦中でしてしまったことを思い出して、胸が苦しくなる人は少なくありません。
「なんであのときあんなことを…」
「家族を裏切った自分を許せない」
「取り返しのつかないことをしてしまった」
過去の出来事を思い出すたび、後悔と罪悪感が押し寄せてきます。
けれど、その後悔にずっと縛られたままでは、前に進むことはできません。
後悔は「変わりたい」という気持ちの裏返し
実は、後悔が生まれるのは、**「もう同じことをしたくない」「変わりたい」**という気持ちがあるからです。
もし本当に何も感じないなら、後悔することもありません。
だからこそ、後悔はあなたが「回復を選びたい」と心の奥で願っている証拠でもあるのです。
「やり直せない過去」から「やり直せる今」へ
過去は変えられません。
でも、今どう生きるかは変えられるのです。
・家族に正直に向き合うこと
・仲間に支えを求めること
・自分の心に耳を傾けること
過去を変えることはできなくても、今の積み重ねが未来を変え、やがて「生き直し」の形になります。
後悔を力に変える3つのヒント
話してみる
後悔を一人で抱えると、心をむしばんでしまいます。仲間や支援者に話すことで、整理されていきます。
手紙を書く
過去の自分や傷つけた相手に宛てて手紙を書くと、感情が外に出て癒しが進みます。
小さな償いを続ける
誰かに優しくする、誠実な行動を重ねる――それが「過去を乗り越える償い」となります。
まとめ:後悔は未来を選ぶ力に変えられる
後悔そのものは消えないかもしれません。
でも、それに押しつぶされるのではなく、「これからどう生きるか」を選ぶ力に変えていくことができます。
やり直せない過去があるからこそ、“やり直せる今”が大切になる。
その一歩を今日、踏み出してみませんか?
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