【ワンポイント回復コラム】62
- olive407yk50
- 7月9日
- 読了時間: 3分

境界線を持つということ
〜「NO」と言える自分が、回復を守る〜
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「NO」と言えなかった自分
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「断ったら嫌われるかもしれない」
「迷惑をかけたくない」
「波風を立てたくない」
そんな気持ちから、
本当はしたくないことでも引き受けてしまう。
本当は嫌なことでも、黙って我慢してしまう。
そうして自分の気持ちを後回しにし続けた結果、
心の中に疲れや怒り、虚しさが積み重なっていく。
依存症の回復の現場では、
「NO」と言えないことが
心の限界につながっていたという話を
よく聞きます。
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境界線とは何か
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「境界線(バウンダリー)」とは、
自分と他者の間にある、
心の領域を守るための線のことです。
「ここまでは受け入れられる。
でもここからは、自分を傷つける」
そのラインを自分で知り、
必要なときにそれを伝える力が、
境界線を持つということです。
境界線は、相手を拒絶するためのものではありません。
自分を守りながら、
相手ともちゃんとつながり続けるための、
大切な線です。
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境界線がないと、何が起きるか
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境界線が曖昧なままでいると、
こんなことが起きやすくなります。
・疲れているのに「大丈夫」と言ってしまう
・本当はできないのに引き受けてしまう
・相手の感情に振り回されて消耗する
・我慢の限界を超えたとき、突然爆発してしまう
・自分のための時間や回復の場を後回しにしてしまう
これらはすべて、
回復を不安定にする要因になります。
自分を守る線を持つことは、
わがままではなく、
回復を続けるために必要なことです。
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小さな「NO」から練習する
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いきなり大きなことを断る必要はありません。
まずは、小さなところから練習してみましょう。
・「今日は少し疲れているので、また今度でもいいですか」
・「それは私には難しいです」
・「少し考えてから返事してもいいですか」
完璧に断らなくていいです。
「すぐにYESと言わない」だけでも、
大きな一歩になります。
断った後に罪悪感が出てきたとしても、
それは「NOに慣れていないだけ」です。
責める必要はありません。
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回復の場を、最優先にしていい
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ミーティングに行く時間。
静かに自分を整える時間。
信頼できる人と話す時間。
こうした回復のための時間を
「申し訳ない」と感じながら後回しにしていませんか?
回復の場を守ることは、
自分のためだけでなく、
周りの人のためにもなります。
自分が整っていてこそ、
人と誠実に向き合えるからです。
回復の時間を守るための「NO」は、
大切な境界線のひとつです。
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「NO」は、自分への「YES」
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誰かに「NO」と言うことは、
自分の気持ちや回復に「YES」と言うことでもあります。
自分を後回しにしない。
自分の限界を知る。
自分を守ることを、恥じない。
それは冷たさでも、わがままでもなく、
回復を続けるための、誠実な選択です。
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「NO」と言える自分になることは、
一日でできることではありません。
でも、小さな練習を重ねるうちに、
少しずつ自分を守る力が育っていきます。
境界線を持つことは、
自分を閉じることではなく、
本当の意味でつながるための準備です。
今日、ひとつだけ。
自分の気持ちを、大切にしてみてください。



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